このダンプを作っているBelAZ社があるのはベラルーシという国。
旧ソ連でロシアとポーランンドの間にあり、
旧ソ時代から機械製品の生産が盛んなんだそうです。
ベラルーシの名物って何じゃろう。
ベラルーシ饅頭とかベラルーシサブレとかあるんかしら。
BELAZ社は1958年からオフロードダンプを造ってるそうで、
何と世界の鉱山のオフロードダンプの1/3がBelAZ社製なんだとか。
すごいですね〜。知りませんでした。
いざ、どど〜んと左側から。
黄色・青・白のカラーリングが眩しい
全長20.6m、全幅9.87m、全高8.17mの堂々たるお姿です。
最大積載量は驚異の450ト〜ン。
正面から。
でかいですね〜。青い手すりが目立ちます。
車体の下も高さ2.3mあるので、雨宿りに最適ですな。
向かって右にあるドアはエンジンルームの入り口です。
上の方から。
フロアの高さは5.9m。ほぼ3階の床の高さですね。
6x3mの広さがあるので昼休みに卓球も出来ます。
フロントに8個並んだスピーカーみたいなエアクリーナーもいい感じ。
ベッセルのひさしがあるので、CGではフロアがどうしても暗くなりがち。
そこで「常にカメラ位置から照らすライト」を配置するスクリプトも作りました。
名付けて「女優ライト」。相変わらずナイスなネーミングです。
サイドから。
タイヤでかいですね〜。何と直径4mを超えます。
車体前方のフロントブロックも大きいです。
それもそのはず、16気筒65リットル!のエンジンが2機も入ってます。
車体重量は360トン。そのかなりの部分がフロントブロックにありそうです。
なので空荷で急ブレーキをかけると
この様にジャックナイフになって
後輪がカラカラ言いますので気を付けましょう。
#なりません。
ベッセル。
青い部分で長さ13m、幅9mあります。
深さは1.5mと意外と浅いです。
底に枕木みたいのが並んでて、ダンプ時に石炭がめっちゃ引っかかりそうですが、
何なんざましょねコレ。この枕木が無いタイプもある様です。
おケツから。
荷台のフチまでの高さは5.5mもあります。
ベッセル裏のリブがカックイイですね。
なんかオカマジョーのお仕置きツールみたいなワイヤーもぶら下がってます。
ストップランプも光っております。ランプ小せぇ〜。
車軸もごついです。真ん中にモーターが2機入ってますです。
ステアの仕方。わかりやすい様にベッセルを外してます。
前輪・後輪ともダブルタイヤでして、
どちらも車軸ごとグリンとステアします。
ステア角は15度と、意外と浅いです。
ステアしたとこをまた左側から。
ステアは前輪・後輪別々に可能なので、
巨体に似合わず小回りが効きます。
ベッセル側から。
車軸ごとステアしてるのでちょっと変な感じ。
チョロQっぽさが増します。
でもって最小回転半径は19.8m。
水色はタイヤ跡です。
こうやって複数台でグリングリン回って
フルーツバスケットやると面白そうです。
うりゃっとダンプアップ。
ダンプ角度は55度です。
ひさしの先端まで高さ19.5mになります。
ベッセル裏のリブがソソりますね〜。
そして出ました、セクシーナイトショット。
迫り来る全幅9.87m、全高8.17mの壁です。
夜中にいきなり出会ったらチビりそうですね。
エンジン2機やら8輪車軸ステアやらで
面白いカタチのダンプでございますですね。