ズゴ~ンと全体像。
赤い車体がカックイイ。
やっぱトレーラーは赤がイチバンですな。
このマルチトレーラーは3軸、5軸、6軸のバリエーションがありますが
車輪フェチのみなさんのご所望はやっぱり最大の6軸ですよね。
ということで6軸を造ってみました。
上から目線。
6軸24輪の車輪がフレームから左右に突き出した独特な構造です。
3軸のモジュールを2つ組み合わせて6軸になっています。
全長は22.4mもあります。全幅は3.2mです。
最大積載量は驚異の110トン。ごいす〜。
横から目線。
地を這うような低いフォルムがいいですね~。
グースネックの下で人影君が雨宿り中。
その人影君と比べると、かなり大きな車体ですね。
斜め後方。
フロア前端から車軸後端までは長さ18.2m。
全体がフルフラットになってます。
後ろから。いいですね〜。
車軸はそれぞれが独立懸架サスになってます。
フロアの高さはわずか53cmでして、
このサスを上下させて±15cmの範囲で高さ変更ができます。
ペパクラ16輪のデータと。
ペパクラを造った時の元データと並べてみました。
長さが16輪の倍ありますね。ごいす〜。
車軸。なぜか人影君が寝てます。
車軸の無骨さがソソりますね〜。
タイヤは 235/75R17.5でして外径約80cmになります。
車輪のとこに斜めに突き出してる筒はエアブレーキのタンクです。
プシプシといい音がしそうですな。
フロア部。
横向きに4本のビームと、幅広のトレイがあります。
ビームは状況によって位置を前後に変えられるようです。
トレイにはグースネックから伸びてきたケーブルがとぐろを巻いてます。
グースネック。
幅2.4m、高さ2.5mあります。
サイドパネルを開けるとステアや車高をコントロールする制御盤が現れます。
5分程で造ったいい加減なトラクタと。
グースネックからカプラに円筒形のアダプタが伸びてます。
このアダプタは高さを変えられるようになってます。
さらにフロアはみょいんと伸ばせます。
4.0m伸ばせて、全長は26.4mになります。
トレイの上でとぐろを巻いてたケーブルもまっすぐに。
伸ばした全体像。
トラクタと合わせると全長30mぐらいになりますです。
国内のトレーラーとしては最長クラスではないでしょうか。
うりゃっとステア。
6軸がリンクしてステアします。
エアブレーキのタンクごとステアする独特の構造です。
ステアして後方から。
いい感じですね~。ああ、踏まれたい。
ほんでもってバックしてきたやつに、もっかい踏まれたい。
真後ろから。
この角度もいいですね~。
後軸ほど大きくステアしてますが、
全軸を同じ角度にしたいわゆるカニ走りも可能です。
実はこのトレーラーはペパクラ化をたくらんで造り始めました。
ほんで途中までデータ(5軸版)を造ってたんですが、
どうしても細かいところの再現性が低くなったりで気に入らず、
製作着手から実に約2年もウダウダしてたんです。
そこで私は思いました。
こうなったらもう、3Dプリント化するしかないッ!
はしごセットや1200tクレーンパーツセットのデータを造って来た
今の私になら可能なはずッッ!!(おおげさ)
ということで、がんばってデータ作成して全67パーツに仕上げました。
パーツを整列させてランナーを追加。
9パーツにまとめました。
下の水色は出力可能エリア。
それにほぼギリギリで何とか納まりました。
このデータを業者さんに渡してプリントしてもらうのじゃ~。
この後どうなるかは続編でご報告します。
超久々の模型製作なので、
工具やら塗料やらもいろいろ準備せねばです。