私は日本を代表する探検隊の隊長だ。
これまで世界の秘境を探検し、
世界最大の蛇イチゴとか、馬場の足跡とか、
数々の発見を成し遂げてきた。
インディジョーンズのDVDもちゃんと持ってるぞ。
そんな優秀な我々が今回また新たな探検に挑戦する事となった。
それは一枚の Faxから始まった。
前人未到のジャングルの奥地で謎の物体が発掘されたというのだ。
その画像がこれだ。
Faxなので荒い画像だが、下半分はまだ土に埋まってる。 そして掘り起こされた上半分には何やら図形らしきものが 描かれているらしい。
これは古代からの時間を超えたメッセージなのか…。
我々は早速その秘境への探検に出発した。
我々探検隊はジャングルをかき分け、様々な困難と戦い、ようやく目的地近くの沼に到着した。
沼には危険がいっぱいだ。気をつけろ、それは一見フナに見えるが獰猛なピラニアだ。おっと今度はザリガニに見えるが猛毒のサソリだ。気をつけろ、あっという間に厳しい大自然のエジキになってしまうぞ。
高度な訓練で鍛え上げた我々でなければこの危険な探検は成し遂げられないのだ。
物体は赤い色をしているらしい。そしてそこには何やら動物の姿が白く描かれているようだ。我々の興奮は高まり、今までの疲れも吹き飛んだ。もう少しで物体の正体を確かめる事が出来るのだ。これこそが男のマロンだ。
そしてとうとう我々は目的地である未開の洞窟に到達した。
一見トンネルに見えるが、これも敵の目を欺くためのカモフラージュだ。気をつけて突入だ。
ややっ、今度は天井から毒蛇が降ってきた。一見ゴム製に見えるが気をつけろ。それから次の探検の時も使うから、蛇は忘れずに持って帰るんだぞ。
そして遂に、その物体が我々の前に姿を現した。
半分は土に埋まったままだが、巨大生物の姿がはっきりと描かれている。こんな物体は今まで誰も見た事がない。我々が人類史上初めて、それを発見したのだ。
中央に描かれた巨大生物の姿はまるで我々に何かを語りかけてくるようだ。そしてその下には謎の7つの文字が描かれている。この文字は我々に何を訴えているのであろうか。
物体の正面を開けると、何と巨大なスペースが現れたではないか。古代の人々がここに聖なる物を入れていたのであろうか。
つまり聖なる物を入れるスペースが合計3つあるのだ。いわゆる3種の神器を入れていたのではないだろうか。
背面にも例の巨大生物の肖像と謎の7文字が刻まれている。
さらに上部からは2本のベルト状の物が伸びている。まるで我々のリュックのように肩に担げるようではないか。古代の人々はどのような目的でこのベルト状の物を付けたのであろうか。
そして物体の全体像がついに我々の前に姿を現した。
幅40cm、奥行20cm、高さ60cmと
なかなかに大きなサイズだ。
これだけのサイズなら、かなりの物を入れる事ができるだろう。
我々はまた新たな歴史的発見を成し遂げる事が出来たのだ。
今回の発見で、我々は古代の人々の英知と勇気を知る事が出来た。
その大いなる偉業を前にして、感動を禁じ得ない我々であった。
こうして我々の探検は無事に成功した。
さあ、JRに乗って帰るぞ。切符は持ったか。
気をつけろ、帰りのオヤツは一人1カツ丼までだ。
バナナはオヤツに入らないが、
麦チョコはオヤツに入るからな。
ちなみにこれには黒色のバージョンもあるそうです。
う〜ん、そっちも欲しいな〜。