時は元禄3年、江戸の町には善良な町民をおびやかす悪い奴らが徘徊していた。
しかし、その一方で町民を助けてくれる頼もしい味方がいるとの噂も囁かれていた。
そんな中、とある街道で騒ぎは起こった。
トレーラー「おうおう、俺にぶつかっておいて素通りする気かい?」
キブリ君「そ、そんな。言いがかりです。
ぶつかったら死にますがな。」
トレーラー「つべこべ言わねえで金出しな。」
キブリ君「あわわ、だ、誰か助けてぇ。」
そこに突然 白装束に身を包んだ3台が現れた。
3台「待ちな!!」
キブリ君「そ、その声は?」
トレーラー「な、何じゃてめえらは?」
3台「てめえ、善良な町民をいびりやがって。
退治てくれよう。ポンポンポン。」
トレーラー「なにぃ?」
3台「それ!!!」
まずはブルの得意技、必殺がぶりよりが炸裂する。
ブル「おらおらおらおら!!」
トレーラー「どっしぇ〜〜〜〜!!」
続いてローダーの必殺すくい上げが。
ローダー「うりゃうりゃうりゃ!!」
トレーラー「うっしぇ〜〜〜〜!!
高いよ恐いよ〜!!」
最後はダンプの必殺一本背追いだ。
ダンプ「成敗!!!」
トレーラー「あ〜れ〜〜〜〜!!
」
トレーラー「ち、ちきしょ〜。覚えてやがれ。」
捨てぜりふを残し、トレーラーは
ほうほうのていで逃げ出していった。
キブリ君「あ、危ないところをありがとうございました。
なんとお礼を言えばいいのやら。」
3台「おう、いいって事よ。
それより、助けてやったんだから金出しな。」
キブリ君「えっ!!!」
結局3台とトレーラーはグルだったのだ。
善良な町民から見事金をふんだくった3台。
世の中そんなに甘くはなかった。やれやれ。
ページを作り始めたら、いつの間にかこんな展開になってしまいました。
ところで江戸時代にトレーラーや建機があったんかいというツッコミは
受け付けておりませんのでご了承ください。
その前に元禄3年て江戸時代かどうかもわかってません(^^;。