一昨年、この映画に出てくる宇宙船2隻セットの模型をゲットしました。
左が月着陸船のアリエス号、右が船外活動用宇宙艇スペースポッド。
どちらも可動部は無しですがディテール細かくてプロポーションバッチリ、
いい感じです。アリエス号はウェザリングも効いてます。
スペースポッドは以前にCGを自作して、CGページでご紹介しています。
後ろから。
実機?はアリエス号の方が何倍も大きいんですが、
模型は共に直径45mmと、ピンポン球くらいの大きさ。
アリエス号が1/350スケール、ポッドが1/48スケールだそうです。
机の隅とかにポンと置くのにちょうどいいサイズです。
1/50の軽トラに載せるとこんな具合。
荷台からはみ出しております。
スケール差が多少ありますが、実機は意外と大きいんですね。
乗り込んでヨシ!
サイズ的には意外と合ってますな。
ポッドの中をくり抜いて入れたろかしら。
でもコイツが操縦したら、どっか行ったまま帰って来なそう。
ほんでここからが本題。
月面を模した同じ形の台座が付いてきます。
アリエス号は月着陸船なので雰囲気バッチリなものの、
ポッドは月のシーンでは出てこないので違和感があります。
やっぱポッドの台座はポッドが載ってる「デッキ」でなくては。
ちうことで、いざデッキのデータ製作開始。
ネット上の画像を見ながら目見当で造っていきます。
デッキ上のターンテーブルは回転式なので回るようにしました。
その上の網アミにやたら手間かかりました。
めっちゃ焼肉を食いたくなりました。
下から。
仕上がりサイズは長さ5cm、幅5.5cmほど。
しっかり補強も入れました。
だがしかし、これを3Dプリントしようとしたら、
出力料金がポッド本体の値段を超えちゃうことが判明。
むむむ、なんたること。いと悲し。
ちうことで急遽予定変更。
ペーパークラフトにしてリーズナボーに抑えることにしました。
お値段以上の驚きです。
3Dデータを元に新たにお絵描きして印刷。
色の濃さを変えた数種類のバリエーションを出力して、
ちょうどいい色味のものを選びます。
裏面。
両面印刷で黒ベタを出力しておきます。
こうすればひっくり返した時に真っ白で興ざめしなくて済みます。
そして切り出し。
今回は全部で12パーツ。
右端の小さな丸パーツとかは超いい加減な切り方ですが、
ここは完成したら見えないです。いいんでしょうか、いいんです。むむっ。
そして組み立て。
この画像の右側、扇型が広がってる方が「前」になります。
網アミのターンテーブルは回転します。
デッキ上にいくつかある小さいモールドは印刷で済ませました。
そしてワタクシの秘技によって、なんとデッキ全体が浮いております。
裏面。
接着剤がはみ出しまくりで、いい加減な組み立てですな。
秘技の正体は内側のおむすび型っぽい補強。
ここを高くすることで、全体を浮かせております。
組み立て中に考えついたんですが、上手くいってよかった。
いざポッドを載せます。
うん、いい感じですね〜(自画自賛)。
全体が浮いてる感じも出てます。
この向きはポッドが後ろを向いた格納状態です。
ターンテーブルを180度回せば発進状態。
なのですが、ターンテーブルの摩擦が大きくて
全然回ってくれません。ぐは。
仕方ないので模型を手で持ち上げて向きを変えます。
え〜と、回らなくてもヨシ!#開き直り。
上の方から。
映画内でも似たアングルが出てきます。
今週のビックリドッキリメカ発進!!
なんとか形になりました。
お祝いにまたカツ丼を食べちゃう私でした。