箱です。
幅約16cm。おなじみの赤いパッケージです。
モデルの正式名称は "MB Atego Ruthmann-Steiger - snorkel Kommunal"。Steigerとはドイツ語で高所作業車という意味です。
全体像。
2軸6輪のシンプルな車体ですが
白い作業バケットを含めた全長は10.5cm(実機で9.1m)。
バケットを除いても8.9cm(7.7m)。意外と長いです。
Ategoは MBの中型トラックの名称で、
6.5トンから26トンまでの貨物トラックをはじめ
この高所作業車やダンプ、コンクリートミキサーなど
さまざまな架装があります。
実車は日本には入ってきてないみたいです。
バケットが地面近くにあるのでアクセスがしやすそうです。この状態でブームは長さ8.4cm(7.3m)。
アウトリガ展開。
前部アウトリガは斜め前に突き出します。モデルはアウトリガの引き出しとジャッキの上下動ができます。ジャッキは引っ張っても抜けないようになってます。細かいですね。
車幅は2.8cm(2.4m)。アウトリガを張り出すと4.9cm(4.3m)になります。
実機ではまず前部からジャッキアップし、次に後部をアップします。
起伏角度はシリンダの摩擦力によって無段階で調整できます。銀色のピストンは直径1mmしかありません。繊細な作りです。
4段で27cm(23m)にまで伸びます。kibriのモデルではブームを横からピンで留めて固定する(そのためブームにはポコポコと穴があいてる)んですが、このモデルはブームの摩擦力で固定する形になってます。ちょっとユルユルっぽいです。近日発売のクレーンモデル、LTM1045も同じ仕組みになるんじゃないでしょうか?
バケット。
バケットもユルユルですぐにカックンとなってしまいます。左図はカックンとなった瞬間にバケットから kibri君が豪快なダイブを決める貴重なショット。強制バンジージャンプです。
MB Actrosとの2ショット。
タイヤサイズも含めて各部が Actrosより一回り小さくなってます。
LTM1045の出来を占う意味でも面白いです。