ズゴーンと全体像。
白い機体がまぶしいですね〜。
全長19.5m、全幅6.7m、全高5.6mの堂々たるお姿。
人影君と比べると、その巨大さが伝わってきます。
直径3.3mのタイヤが計8本あって、踏まれ放題です。
一般的にボトムダンプはトレーラータイプが多いんですが、
この機体は独自のデザインを用いた単体構造となっています。
上のほうから。
ボディ中央は大きなベッセル。長さ12m、深さ4mあります。
ここに落っこちたら出られなくなるので注意しましょう。
あ、底のダンプ部から出られるか。
サイドは特徴的な波鉄板構造。
前後の屋根は頑丈なストーンガードになってますね。
これぞヘビー・デューティー仕様です。
前方から。カックイイです。タイヤもゴツいです。
この200Cは細部の造りの差が大きい機体でして、
特に手すりやウインカーは見る資料によって
職人の手造りかって位に差があります。
そのためCG作成はめちゃ大変でしたどすえ。
おケツから。
資料が少なくて時間かかっちゃった部分です。
背面の「16」というプレートがあるのは巨大なラジエターです。
その上の三角屋根から排気管が出てます。
リアバンパーの先はプッシング対応のため突き出してます。
このマシンがスタックしてたら後ろからやさしく押してあげましょう。
後方サイド。人影君も再び登場です。
エンジンルームは横が開いてるのでクーリング性能が超よさそうですね。
エンジンはCAT製1268kW(1700馬力)で、
6速ギアを使った機械駆動で後輪を駆動します。最高時速は70km。
オフロードダンプだけあって、荒地でもゴンゴンスピード出して走ります。
ダンプの仕組み。
機体を真っ二つ。「今宵の斬鉄剣は一味違うぞ」です。
ベッセルの床が左右にパカッと割れて積荷の石炭を下に排出します。
床のクリアランスは50cmしかありませんので、
平地で調子に乗って一気に排出するとスタックしちゃいますね。
そのときは後ろからやさしく押してあげましょう#また出た。
ほんで最大の特徴がストラドル機構という名のステア方法。
前輪の2本ずつのペアが垂直の車軸につながってて、
ステア時はそれぞれの車軸を中心にグリングリンとスイングします。
最大角度はなんと85度。前輪がほぼ真横を向くことになります。
ステアは油圧シリンダとロッドの組み合わせで動かします。
この機構により、グルリンパと転回できます。
水色が前輪の跡。最小回転半径は16.8mで機体全長より短く、
後輪は信地旋回(片側のタイヤがその場回転)になります。
角度的に前輪の抵抗がすごそうですが、
後輪駆動でよくこんな旋回ができるモンですね。
動きにくい時は後ろからやさしく押して...#もういい。
そして出ました、セクシーナイトショット。
左右オフセットして配置されたヘッドライトは
ロービームの時は3灯中の2灯が点きます。
ウインカーも点けちゃいました。ハザード状態ですね。
鉱山は24時間操業のところも多いそうで、
夜中もこうやってゴンゴン走ってるのかもですね。
どっかが模型出してくれないですかな~。
各模型会社に念を送りましょう。むむむむ~ん。