突撃取材2

14.07.26に行われた外薗運輸機工さん
TADANO AR-5500M 二号機の納車の様子を、
GAPUXさんと二人で取材させて頂きました。
5500M 一号機の展示会と併せてご覧ください。


それはホカウンさんからの1つのメールから始まりました。

「知欠ジョーよ、我々はAR-5500Mの二号機を導入する。ついては納車と初期組み立ての様子を取材しに来るのだ。」
ジョー「命令のままに。ふぃ〜ん、ふぃ〜ん。」
画像はメールなのに電話を持ってますな。使い回しです。ぬは。


全景。

右手前にAR-5500M二号機のキャリア、左にその旋回体が置いてあります。
組み立てはKA-1300とLTM1220NX-2で行われてます。
ブーム関連は搬入スケジュールの都合で翌週になるそうで、
本日はキャリアへのアウトリガと旋回体の組み付けです。


キャリア全体。

5500M 一号機から変わってGA系のRTF 600-7というキャリアになってます。
全長15.98m、重量45.03トンの立派なお姿。


奥の旋回体。

既にLTMに玉掛けされてます。
この状態で旋回体内のエンジンがかかっており、
グリーンの回転灯が点いてました。
#シャッタータイミングのせいで見えてませんが(汗。


めったに見れない、アウトリガの裏側。

油圧の配管があります。鉄板も厚いですね。
フロント側の1本で2.9トンです。


アウトリガをKAで吊ってキャリアに組み込み。

吊りながら人力で押し込んで、
最後の仕上げはフォークリフトを使って押し込みます。うりゃうりゃ。


近くにあった脚立に乗って上から。

アウトリガの配管をつなげてます。
キャリアのエンジンはおベンツのV8ターボ、16000ccの571馬力。


後ろのほう。

旋回体接続部もカバーが外されて
旋回体の取り付け準備がされてます。


さあ、ググッとねぶっておきましょう。

車輪は駆動軸が2、3、4軸から選べ、
ステアは5軸ステアになってます。
ナンバーもいい感じですね。


うしろからもググッと。

こちらのナンバーも前と同じです#当たり前。
全長などの諸元のプレートもありますね。


アウトリガ操作盤。

ボディ左右に付いてます。
4本を独立して伸縮とジャッキアップができるようになってます。
その下には水平器があります。


うりゃっと車軸アップ。

2軸目にカメラを突っ込んでます。
タンクやら配管やら、色々付いてます。無骨です。


キャブにあるロゴをペチペチ。

今回、ペチペチ、ペロペロに続いて
新技「クンクン」の開発に成功いたしました。
ペンキとオイルとゴムの混ざった匂いがしましたぞえ。


運転席視点~!

ご厚意で座らせていただきました。座席視点はLTMより高めです。
LTMはメーター1個ダケですが、こちらは程よくメーターが付いてます。
スピードメーターは120kmまでありますぞ。


右のほう。

ニョキッと出てるのはバックモニタのようです。
そのほかにもラジオやエアコンなどの快適装備あり。


旋回体。

一号機との最大の違いは左前のラジエターグリル。
#全く写ってませんが(大汗。
その他にもあちこち手すりが追加されたり細かく変わってます。


後ろから。

人と比べると大きさがよくわかりますね。


パート2でいよいよ旋回体の組み付けでござる。ボーフォーフォーフォー。


今回も多くの皆さんのおかげで、
滅多に見れない光景を取材させていただくことができました。
外薗運輸機工さん、GAPUXさん、TADANOさん、関係者の皆さん、
どうもありがとうございました。