遠くからでも2組の巨大ブームがバッチリ見えるので迷いません。まあ便利。
この堤防を乗り越えれば吉田号の全貌が拝めるわけです。胸が高鳴ります。
んで、午前9時半にご対面〜!
ズドーンと大迫力のお姿に見とれることしばし。うは〜。
ブーム長132m。能力は3700トン!!
台船部は110m×50m。1667坪の広さですぞ。
玉掛けもすごいですね。32点吊りになってます。
サポートは大型タグボート3隻と小型1隻。
背景には桜島が写ってます。
別角度から。
吊り荷は1550トンの橋桁です。
2ブロックあり、1つ目は2日前に掛けたそうです。
どこで作ったんでしょうかね。
台船で持ってきたのかな?
先端部。
ごつい造りですね。地上高は約100m。
先端のクサビ型の部分は長さ15mはありそうです。
その下部にはキャットウォークがぶら下がってますが
ここで作業するのはスリリングですね。
一度やってみたいです。
ブームとフック。
ブームには先端まで800段ぐらいもの階段があります。
先端部にはちっちゃな神社とかあったりして。
吉田組って文字も1文字5mぐらいありそうです。
フックは1本925トン仕様。高さ10mぐらいあります。
あまりの大きさに、もうなんかスケール感狂いまくり。
どのくらいスケール感がアレになるか、
皆さんにもトライしていただきましょう。
この画像で、人の大きさはどのくらいだと思います?
答えは8つ下の画像で。
50台くらいは停ってます。親子連れとかもいました。
ここからは定点観測。
10時半までかけてゆっくりと橋桁を下ろします。
下ろし終わってワイヤー脱力。
台船の前方が持ち上がりました。
ワイヤーを橋桁から外し始めます。10人ぐらいでよってたかって外してます。
ワイヤーを外し終わりました。
11時20分。50mほどバックします。
船からはたまにガコ〜ン、ドガ〜ンと大きな音がします。
ちょっとビビります。
ところで、どうやってバックしてるのかな?
船体中央。
よく見ると、移動するときに各部のウインチが回転してます。
つまり前後左右に錨を張っておき、
そのワイヤーをたぐることで移動や旋回をしてるんですね。
ダイナミックな仕組みです。
作業船で錨の撤収です。
先端のブームで錨を吊ってます。
このブームも20mぐらいあります。
8つ前の画像での質問の答え。
人の背の高さが、ブーム基部の白い三角の半分ぐらいっスよ。
どんだけデカいかって話しっスよ。
皆さんの予想は当たってましたか?
前方の錨の撤収中です。オペレータ室にも人の姿が。
12時。沖合に移動開始。
タグボート3隻で器用に旋回させながら
沖合に連れていきます。
移動速度は以外と速いです。
こうして吉田号は海へと帰っていきましたとさ。めでたしめでたし。
ちなみに第50吉田号を1/50で作ると、
ブームがいきなり2.64m。
それが載る台船は2.2m×1.0m。
ベッドから煙突が生えてるようなもんです。
1/87だと、ブームが1.5mに台船が1.3m×0.6m。
どなたか制作にトライしてみませんか?
ドトウのパート2へ。
日本最大級のクレーン船の迫力に圧倒されっぱなしでした。
鹿児島で見られたってのがまたポイント高かったです。