汚すぜ

ついに挑戦、ウェザリング(汚し塗装)でございます。
初めてやった、その出来映えはどんなもんなんでしょうか?


ある夜。

知欠ジョーは好物の麦チョコを食べながらLTR1800クレーンのアウトリガに銀色の塗装をしておりました。

………

ここで知欠ジョーはふと考えました。
「ウェザリングやってみようかな…」

実はウェザリング(汚し塗装)には前々から興味があり、
模型の本やら何やらと色々買い込んではいたのです。
しかしウェザリングは未知の世界。
なかなか足を踏み入れられずにいました。

でもそれでは腕前は上がりません。
そこで、ついに知欠ジョーは挑戦を始めたのです。
#おおげさ。

今回使用したのはこちら。

「ベイントマーカー」というペン型の塗料です。これは既にクレーンのシリンダ等にベタ塗りで使っていました。
この塗料は乾くのが遅く、10時間ぐらいかかるのですが、今回はそれを逆に利用しています。

そして第2の武器が何とツマヨウジ。

実はツマヨウジは細かい部分の塗装に最適なんだそうです。ペンの塗料をツマヨウジに付けます。

そしてパーツを塗装。

左ではカウンタウエイトに塗っています。ツマヨウジに付いた塗料をパーツのカドに塗り付けていきます。カドに銀色がチョロっと付く程度です。うりゃうりゃ。

ここで知欠ジョーの秘技が!

ベースギターの演奏で鍛えた親指で塗料をググッと縦方向になぞってやります。でりゃでりゃ。
塗料の乾燥が遅いため、これで銀色のスジが流れていい感じになるんです。塗ってる途中で思いついたというイイカゲンさとは逆に、なかなかの方法ではないかと自画自賛してます。おほほ。名付けて「ジョー塗り」!#名付けるな。


左が塗る前、右が塗った後のカウンタウエイト。

銀色の流れるスジでウエイトの金属感・重厚感が出てると
思うんですが、どんな感じでしょうか?

え?、単に汚くなっただけ?
そんなこと言わないでぇ〜。

プラットフォームとステップにも。

右が塗った後です。プラットフォームはウエイトと同様にエッジに塗り付けてます。ステップは踏む部分と手すりを中心に塗り付け、普通の筆もちょっと使ってみました。
パーツの立体感が強調されてますね。されてますよね。そうですよね。

クローラーの裏側。

試し塗りなんですが、ここは明らかに塗りすぎました。ギンギラになってます。塗り方を考えねば。
でも実機は案外とこんな色だったり、錆びて茶色っぽくなってたりしますね。う〜ん、どうしようかな。

※今回はここまでです。


ふと思いついて始めたウェザリング。
今回は銀のみですが、サビ色とか土色とか加えたら
もっと雰囲気が出そうです。
頑張って修行せねば。