ズゴンと出ました、コツコツと作ってるAR-5500M。
ウエイト・フック・アシストジャッキなども備えた完全形態です。
こちらも早くご紹介したいですが、
まずは以下にて拡張現実用のARをばご紹介です。
はい、こちらが拡張現実用の5500Mです。
かなりシンプルなフォルムになりましたですが、
こちらも完全形態でお送りしております。
ちなみに可動部はナシとなってます。
後方から。
タイヤ・アウトリガ・ウエイト等は
かなり単純化してますが、
全体のシルエットを崩さないように気をつけています。
本体アップ。
タイヤは8角形、アウトリガは1段に変更、
エンジンもだいぶ単純化しました。
ブーム。
分かりにくいですがシリンダは鉛筆のような6角柱、
ワイヤーは1本1本を3角柱にしてます。
ねぶるようなアングルから。
形状を単純化しまくりながら、4本のアウトリガに加えて
アシストジャッキ4本とセンタージャッキ1本を
きちんと備えています。
以前から作ってるCGデータのパーツ構成はこんな感じ。
色を抜いてサフ状態で表示してます。
ヘッド周辺やフック、キャブやタイヤ等、
色々細かく造り込んでおります。
ウエイトやブームやキャブ周辺には付属物もあれこれと付いていますね。
対して、拡張現実用のパーツ構成はこう。シンプルですね〜。
なぜ全体をこれほど単純化してるかと言うと、
拡張現実用のデータは非常に制限が厳しいのです。
データ量を示すポリゴン数という単位がありまして、
拡張現実用の推奨は1000ポリゴン以下。
対して、元のAR-5500Mは25万ポリゴン...(汗。
データ量1/250=0.4%にせんといけません。
元データを一部省略して流用できるようなレベルではなく、
1000ポリゴン以下を目指してイチから新規データを造りました。
例えば左のようなサイコロ形を拡張現実に持って行くと...。
つまり上面が明るく、底面が暗くとかならないんですね。
フックもこんな感じにベタッと。
まるで黄色いシルエットみたいな感じですね。
これでは形状がよくわかりません。
そこで一工夫。
上面・側面・底面ごとにパーツを分け、
それぞれの色の濃さをデータ上で変える事で
上面が明るく、底面が暗くを疑似再現します。
これで形状もよくわかるようになりました。
同様にシリンダも。
左のようにベタッとなるといけませんので、
グラデーションの画像を貼付けて
右のように形状が分かるようにしました。
貼付ける画像データ。
これも512*512ドットでという制限があるため、
その中に押し込めて造りました。
元データのCGを真横から見た画像や、
お絵描きソフトでイチから造った画像で構成されてます。
画像を貼付けたパーツ。
全パーツをバラして表示してみました。
バラすための新スクリプト
「デザートは別バラ!」も製作しましたぞえ。
ということで、約一週間をかけて
無事に拡張現実のデータが出来上がりました。
なんとか形にする事ができました。
よかったよかった。