鹿児島県の西端の薩摩川内市。
その柳山というところ(A地点)に12基の風車が建ちます。
その名も「柳山ウインドファーム風力発電所」。
ちなみに南側の弁財天山周辺には
突撃偵察で以前レポートした「串木野れいめい風力発電所」があります。
我々は九州各地から集まってチームを編成。
トラックフェスティバルの模型展示メンバーがほぼ勢揃いし、
吊師さんの車に乗せてもらってレッツゴーです。
柳山の麓の駐車場。
会場とは離れてますが臨時のヤードになっていて、
トレーラーがズゴーンとお出迎えです。
MB-SKと5軸のGoldhoferトレーラー。
突撃偵察以来の再会です。
再び見られるとは感激です。
MB-Actrosと長尺トレーラー。
長尺トレーラーも突撃偵察と同様の編成です。
今回はブレードがより長いので、トレーラーも長くなってるようです。
電材さんの16倫。
電材さんのトレーラーは見た範囲ではこの1台だけ残ってました。
たぶんLTMのウエイトを運ぶのだと思います。
下の駐車場を後にし、10分程山を登って会場の駐車場へ。
第1駐車場はもう満杯で、我々は第2駐車場へ。
かなりの人出です。
受付を済ませ、誘導路を約15分歩いて登ります。
途中はブレードの通る範囲で崖が削ってあります。
麓からずっと、計100箇所ぐらいは削ってありそうでした。
山の向こう。
「串木野れいめい風力発電所」の風車が見えてます。
山ひとつ分しか離れてないので近いですね。
天気予報では晴れだったのに、近づくにつれて雨が。うひぃ。
本降りになっちゃってかなり濡れました。
ですが頂上には長いブームが。
胸が高鳴ります。
そしてついにご対面〜〜〜!!
電材カラーのLTM11200です。
9軸の立派な姿、X型に開くアウトリガ、
宙に浮くオペキャブ。ど〜ですかお客さん!!#落ち着け。
いざブームも。いいですね〜。
全8段のブームにジブの付いたT7YVENZF構成。
上段の方はフルブームしきってないようです。
ヘッド側から。
DENZAIという文字も輝いております。
ボディサイド。
ただでさえ新車の2号機が
雨に濡れて一段とピカピカですね。
中央部。
オペキャブが地上5mぐらいに浮いてます。
降ろすのはリモコン操作なのかな〜。
後部アウトリガ。
H鋼を組んだ上に台座が組んであります。
デカイです。そしてゴツイです。
ガイシステム。
このガイだけで長さ15mぐらいありますぞえ。
ピンと張ったワイヤーがいいですね。
ワイヤーは5本掛けだったので、3シーブの112トンフックのようです。
ちなみに風車の部材はMAXで65トンとのこと。
さあ、恒例です。ねぶっときましょう。
全車輪が浮いてるこういう姿好きですね〜。
ウエイト。
1枚10トンとベースが22トンで、
計182トンの構成です。
柵があったのでクレーンには近づけず。
しかし、私のようなプロともなると問題ごぜんせん。
秘技「リモート・ペチペチ」を用いて妄想の中で感触を堪能!!
ちょうど人が切れた隙に全体を。
いい感じですね〜。持って帰りたい。
真後ろから。
そびえ立つブーム。今回のベストショットです。
それを地元鹿児島で見られる日が来るとは。
素晴らしい機会を作ってくださった関係者の皆様に感謝です。