突撃見学会

13.12.01に薩摩川内市で行われた
風力発電所の見学会の様子をレポートします。
LTM11200が見られますぞ〜。



鹿児島県の西端の薩摩川内市。

その柳山というところ(A地点)に12基の風車が建ちます。
その名も「柳山ウインドファーム風力発電所」。
ちなみに南側の弁財天山周辺には
突撃偵察で以前レポートした「串木野れいめい風力発電所」があります。

我々は九州各地から集まってチームを編成。
トラックフェスティバルの模型展示メンバーがほぼ勢揃いし、
吊師さんの車に乗せてもらってレッツゴーです。


柳山の麓の駐車場。

会場とは離れてますが臨時のヤードになっていて、
トレーラーがズゴーンとお出迎えです。


MB-SKと5軸のGoldhoferトレーラー。

突撃偵察以来の再会です。
再び見られるとは感激です。


MB-Actrosと長尺トレーラー。

長尺トレーラーも突撃偵察と同様の編成です。
今回はブレードがより長いので、トレーラーも長くなってるようです。


電材さんの16倫。

電材さんのトレーラーは見た範囲ではこの1台だけ残ってました。
たぶんLTMのウエイトを運ぶのだと思います。


下の駐車場を後にし、10分程山を登って会場の駐車場へ。

第1駐車場はもう満杯で、我々は第2駐車場へ。
かなりの人出です。


受付を済ませ、誘導路を約15分歩いて登ります。

途中はブレードの通る範囲で崖が削ってあります。
麓からずっと、計100箇所ぐらいは削ってありそうでした。


山の向こう。

「串木野れいめい風力発電所」の風車が見えてます。
山ひとつ分しか離れてないので近いですね。


天気予報では晴れだったのに、近づくにつれて雨が。うひぃ。

本降りになっちゃってかなり濡れました。
ですが頂上には長いブームが。
胸が高鳴ります。


そしてついにご対面〜〜〜!!

電材カラーのLTM11200です。
9軸の立派な姿、X型に開くアウトリガ、
宙に浮くオペキャブ。ど〜ですかお客さん!!#落ち着け。


いざブームも。いいですね〜。

全8段のブームにジブの付いたT7YVENZF構成。
上段の方はフルブームしきってないようです。


ヘッド側から。

DENZAIという文字も輝いております。


 ボディサイド。

ただでさえ新車の2号機が
雨に濡れて一段とピカピカですね。


中央部。

オペキャブが地上5mぐらいに浮いてます。
降ろすのはリモコン操作なのかな〜。


後部アウトリガ。

H鋼を組んだ上に台座が組んであります。
デカイです。そしてゴツイです。


ガイシステム。

このガイだけで長さ15mぐらいありますぞえ。 ピンと張ったワイヤーがいいですね。

フック。ピンぼけ〜(汗。

ワイヤーは5本掛けだったので、3シーブの112トンフックのようです。
ちなみに風車の部材はMAXで65トンとのこと。


さあ、恒例です。ねぶっときましょう。

全車輪が浮いてるこういう姿好きですね〜。


ウエイト。

1枚10トンとベースが22トンで、
計182トンの構成です。


柵があったのでクレーンには近づけず。

しかし、私のようなプロともなると問題ごぜんせん。
秘技「リモート・ペチペチ」を用いて妄想の中で感触を堪能!!


ちょうど人が切れた隙に全体を。

いい感じですね〜。持って帰りたい。


真後ろから。

そびえ立つブーム。今回のベストショットです。


初めて目にした1200トンの迫力は想像以上。
それを地元鹿児島で見られる日が来るとは。
素晴らしい機会を作ってくださった関係者の皆様に感謝です。