まずは箱。
箱絵=完成写真になってます。
通常の伸縮式のメインブーム(4段)の後ろに
デリックブームという鉄骨のブームがあります。
これはバランス用の黒いオモリ(カウンターウエイト)で
メインブームを後ろ側に引っ張るためのもの。
さらにメインブームの先にはラフィングジブという
延長腕が伸びております。
車輪は8軸24輪。
く〜っ、かっこいい〜。
箱は約30cm×20cm×10cmと
国産プラモの箱をちょっと厚くしたくらい
なのですが...。
開けてびっくり。
パーツが これでもかとギッチリ入ってます。
左図は一度中身を全部出して入れ直した
後なので まだ多少整ってる方です。
最初は各パーツが入り乱れ、
「な、なんじゃこりゃ〜」状態でした。
開封一番、クンクンと匂いをかぐのがしきたり。
匂いは普通のプラスチックの匂いでした(^^;。
中身を全部広げるとこうなります。
広げた新聞紙2枚以上の面積。
総パーツ数は 300以上あるでしょう。
それらが数個づつランナーにつながっており、
その状態で90組くらい。
普通の車のプラモはもっと多くのパーツが
組になっていて、組数は多くて10組程度です。
1つの組はせいぜい10パーツくらいで
構成されてます。
左図はCDケースとの比較。
何でこんなにパーツを小分けにして
あるのかと言うと...。
見てください。
左図は直径8mmのホイール部ですが、
矢印部分に何と逆テーパーが付いてます。
パーティングライン(金型の合わせ目)も
見えません。
こちらは前述のデリックブームの一部。
高圧線の鉄塔の様な骨ホ〜ネ構造ですが、
これがなんと一体成形。
こちらは本体のシャーシ。
長さ20cm程度ですが、非常に細かい部分までキレイに作り込まれてます。
バリも全くなし。
このような技を駆使するためにパーツが小分けになってたんですね〜。
一体どんな金型を使ってるんでしょう。私には4次元金型としか思えないス。
うーむ、恐るべし。
それに比べて組み立て説明書は
意外とテキトー(^^;。
こちらはA4両面の四枚。
#説明書も小分けかい。
と、驚異を抱きつつ、いざ組み立て開始!
購入前はどんな塗装にしようか迷ってました。
候補は、
・青&白の クールな ANTHONYカラー
・赤&黒の 渋い VAN SEUMERENカラー
・赤青緑黄の カラフルなMICカラー
これらは実在する実車の塗装です。
しかしパーツがすでに ANTHONYカラーに色分け
されているので、今回は無塗装で行きます。
組み立て中の本体。
パーツの方は組毎に1つの番号があるだけで、
どのパーツがどこにあるのか探すのが一苦労。
組み立てより探す時間の方が長かったかも。
しかしパーツの合いは驚異的に良く、
半分は接着剤不要でパチパチはまるほど。
4次元金型の威力ですな。
などと言いつつ約2時間半で本体完成。さすが無塗装だと速い(^^;。
細かいパーツや車輪の一部は上部組み立てに備えて未装着です。
アウトリガー(X字型のつっかえ棒)は手前の延長タイプにも換えられます。
続きはパート2でご紹介します。
バランス取れてないやん(^^;。