Luffing Jib for AC500-1 MAMMOET

AC500-1 "MAMMOET" 用のラフィングジブです。



パート1でドムっぽい何かとともに
高く立ち上がったジブですが、
さすがに全長180cmは長過ぎてキケンです。
ハトとかスズメとかがとまりにきてもヤだし。

いや、以前ホントに部屋にスズメが
飛び込んできた事があるんですよ。
窓を開けたら、外の木にとまってたスズメが
びっくりして間違って部屋の中に。
こりゃ大変だって慌てて追い出そうとしたんですが
部屋の上の方をあっちへバタバタ、こっちへバタバタして
全然出て行かないんです。
もう私ゃ両手に新聞とか雑誌を持って
ウチワのようにバッサバッサあおぎながら
必死に追い出し。
まるで私がでかいスズメみたいでしたな。

…という訳で、ジブを短くする事にしました。
#どこが「という訳」やねん。

んで、ジブ分解。

3サイズある中間ジブをそれぞれ2本ずつ抜きました。これを再び組み上げます。

そしてエイヤとラフィング。

いい感じですね〜。長さは120cm(60m)。2/3の長さになりました。このくらいだと見た目のバランスもいいし、転倒の危険も減るのでグッドです。さらに中間ジブを抜いていって、最短75cm(37.5m)にまで短縮できます。
ちなみに実機のラフィングの長さは最短 24mで、そこから6m刻みで増えていって最長90mだそうです。


外したジブはこうやって積み荷に。
Teletrailerで移送です。
一番細いジブは他のジブに入れ子にできます。
赤黒のトレーラーに赤黒のジブ。いい感じです。

・・・

無事短縮が終わってお祝いの麦チョコも食べ終わりました。
これにて一件落着、メデタシメデタシ
となるつもりだったんですが、
ふと気づいたことがあります。

それはラフィングの付け根。

右がブームヘッド側です。このように台形ラチスのアダプタを介してベースジブが接続される形になってます。

で、アダプタに中間ジブを直接くっつけられるんじゃなかろうかと、ふと思ったのです。しからば試してみるべし。
いざ。

ちょっと合いがキツくてヤスリで削りましたが、無事接続できるではないですか。

てことは。

接続したヤツをこのようにブームヘッドに直付けすれば、なんと、フィックスジブの完成です!これは世紀の大発見!!
さっそく特許庁に申請だ。いやまて、ギネスブックへの登録が先だ#どっちも違う。

フィックスジブでの全景。

ブームからまっすぐに延びるジブ。この姿もいいですね〜。ベースジブが無くなった分短縮されて、この状態でジブ長95cm(47.5m)です。

構成を変える事でジブ長は45cm(22.5m)〜150cm(75m)になります。最長の150cmにするとブーム長111cmと合わせて261cm(130.5m)になりますので、2.7m以上の天井を用意して挑みましょう。

実機のフィックスジブは最短8.4m、6m刻みで増えていって最長50.4m(ブームを1段短くすれば62.4mまでOK)だそうです。てことは、150cmにすると実機を上回ってしまいますね。気をつけましょう。


なんとフィックスジブという発見をしてしまいました。
新しい楽しみ方が増えましたです。
お祝い用の麦チョコを早速買いに走る私でした。