では表面処理としてヤスリ掛けを行っていきます。
ここで登場するのがこちらの「やすりの親父」。
マニアックなネーミング&イラストが実に私好みです。
白いプラ板の上下にスポンジが貼ってあり、スポンジの表面が紙ヤスリ状になっています。
硬いプラ板が当て木の代わりになって面出しが簡単で、また水磨きもできて非常に長持ちします。
これ1本で全パーツを磨くことができました。超オススメ。
やすりの親父を使ってシャカシャカと水磨きをしていきます。「三角やすりの兄貴」とか「丸やすりの叔父貴」も出して欲しいな〜とか思いながら。
積層痕がコリコリ削れてます。
処理を終えたフロア。
中央にある幅広のトレイは紙でパーツを造って貼り付けました。ここだけペパクラです。
横から。
外側パーツのサイドにはフックが並ぶのですが、オーバーハング内にあるので思い切りザラザラになって処理が大変そうです。なのでフックは別パーツにして後で貼り付けるようにしました。
裏面はこんな感じ。
オイルとサポート材を抜くために、要所要所に穴を開ける必要があります。なのでこんなスカスカ状態です。
パーツの体積は出力コストに直結しますので、穴を開ければ体積が減ってコスト減にも貢献します。しかしあまり穴が多いと今度はパーツが歪んできますので、さじ加減が難しいところです。
グースネックも磨きました。
こちらも凹面など届かないところは磨かないでそのままにしています。
サイド。
首部分に出ていたサポート痕を磨くのは大変でしたが、なんとかなりました。
車軸フレーム。2個あります。
中央部のモールド、小さな穴、点検ハッチのネジ穴など、細かいところもバッチリ出力されてます。いいですね〜。
先端の接合ジョイント部分はユルユルだったので接着剤を盛っています。やっつけ仕事ですねぇ。
こちらもサイドはザラザラ。
最終的にサスパーツで見えにくくなるので、ここも磨かずにいきましょう。NOT手抜きYES効率化です。はい。
どこを磨くか・磨かないかの線引きは仕上がりにも直結するのでちょっと悩ましい問題です。
さて次は苦手な塗装ナリ。どうなるナリか?わからないナリ。やわらかイナリ。