キャリアのフレームの製作でございます。シェケナベイベー。
前回からの宿題だったフレームの構造。どうやって強度を持たせるか、夜もぐっすり寝ながら考えてみました。
強度確保のためにはフレームの長さいっぱいの単体パーツをズゴーンと造っちゃうのがよさそうです。んでアウトリガがあるので高さリミットは5mm。ここにズゴーンとやった赤いコの字型パーツがフレームとなります。
青いパーツはアウトリガのベース。これでフレームの強度アップとねじれ防止を図ります。
んでその下にタイヤブロックのパーツをば。前が2軸、後ろが5軸です。そして前後のアウトリガをはめ込んで、全体の完成となります。
計14輪のタイヤも紙製のため、回転させると歪みでガタピシしちゃうです。なので例によって回転もステアもナシとし、タイヤブロック本体に直付けにします。
全体的にシンプルな構造になりました。シンプルイズベストでございますですね。コの字のフレームにタイヤブロックを下から入れ込むことで、さらにしっかりと強度を確保します。
実際のフレーム上部。裏側から見てます。長さはA4の紙で作れるギリギリの28cm、幅は6cm。アウトリガのベースも付けてあります。
本番キャブと仮組み。こうして見るとフレームがすんげ~長いですね。思わず寸法間違ったかと確認したほどです。実機ではフレームの長さは14mになります。
後方のタイヤブロックです。奥が外側パーツ。タイヤのノリシロがイガイガスパイクみたいですな。
その手前が内側パーツ。ここには重りを入れ込む予定なので、補強がすごいことになってます。重りの重量はまだ未定。てか、ブームやカウンタウエイトまで全部造ってバランス見ないと決定できないかも。どうしましょ。
一番手前がタイヤパーツ。この中にも補強を入れてあります。
こちらは前方のタイヤブロック。ここは重りナシとするので、シンプルな箱組みです。
非常時にはキャブとこのブロックだけ緊急脱出するギミックを密かに付けようかしら。「緊急脱出!ペロロンチーノ・ミラノ風!!」とかのナゾのオタケビと共にバネ仕掛けでビョーンと飛び出れば、敵もドビックリですぞ。ペロロンチーノって何やねん。
改めて仮組みです。おを、クレーンのキャリアらしくなってきました。この状態で全長30.5cm(実機で15.25m)。これから小物パーツが付くので、完成時にはもちょっと長くなります。
約1ヶ月半でやっとここまで来ました。来月までには本番キャリアが完成できる、たぶんできると思う、できるんじゃないかな、まちょっと覚悟はしておけ。
ようやく難関のひとつ、フレーム構造が何とかカタチになりました。よかったよかった。ですが、この後も難関が次々と控えております。アウトリガのジャッキアップ、旋回体の旋回方法、オペキャブのシフト機構、カウンタウエイトの固定方法、ブーム起伏時のシリンダ固定方法などなど。うひょ。
これらをウンウン言いながら考えるのも面白いですね~。楽しみながら造って行きたいと思います。