さてさて、前回バッチリだった車輪の接地ですが、接着剤が乾いてきたら浮きが出てきてしまいました。ぐは。
浮いてるのは左後輪側と右前輪側。数値としては1mm程の浮きなんですが、何輪も浮いてるのでカッコワリーですわ。
この点をこのままスルーするか悩んだ結果、車軸にサスを組み込んだ新たなプロト君を作ってみることにしました。その名も「サスって君」。なんかいやらしい名前。
右図のように、まず四角い車軸を作ります。そしてそこから上にピロピロっと出た赤い部分がサスになります。え?想像以上にショボイ?いえいえ、りっぱなサスでございます。ふははは。
真横から見るとピロピロはΣ型をしてまして、ここが紙の弾性でバネのように伸び縮みすることでサスとして機能します。
実際のパーツはこちら。フレームの下にピロピロ付きの車軸が付いています。ピロピロは車軸の両側にあるので、片側だけ縮むことで左右の段差にも対応できます。ハイテクです。
サス可動に対応して細身になったフレームに車軸と車輪を付けました。6軸分しか付いてませんが、気にしてはいけません。車輪は手抜きで円盤だけになってます。
そしてこれがサスって君の実力じゃけん、どないじゃ~。サスのストロークは10mmはありまして、たとえこのように障害物があっても全輪バッチリと接地します。ブラボーブラボー。
Σ型のヘンテコながら、サス付きのご利益はなかなかだと思います。多軸車の接地浮きって目立ちますからね~。
実はこのサスって君については、さらに考えてることが。ぐふふふふ。