さて、「組むぜ」の制作に当たり、知欠ジョーは考えました。
やはりこんなに大きな機種を組むのならば
それにふさわしい背景が必要じゃないでしょうか。
今までの背景を振り返ると、大体がこんなのでした。
単に地平線があるダケです。
さすがにこれは いかがなものかと。
これでは全国2億3千万のクレーンファンの皆様に
納得して頂けないのではないかと。
また AR-5500Mではこんな背景も作りました。
これならば確かに臨場感も出ます。
しかしこれは背景専用に別ソフトを使用しており
本体画像との視点の合わせ込み、合成が非常に大変です。
また基本的に自然風景を描くソフトなので
色々な構造物を作りたいと思っても限界があります。
さらにパート3までに使っていた「白バック」があります。
これはこれで「ショウルーム並みの輝き」があって
個人的にも非常に気に入ってるんですが、
これで「組むぜ」をやるのも違和感があり
全国3億5千万のクレーンファンの皆様に
受け入れて頂けないのではないかと。
やはり「組むぜ」は「現場」でやってこそ ふさわしい。
ならば「現場」を作ろう。
それなら色々な問題点も解決し
臨場感もバツグンになります。
全国4億7千万のクレーンファンの皆様にも
きっと喜んで頂けるはずです。
ということで、「現場」の公開です。
上空からのショット。
立ち並ぶピルの間を通る片側2車線の道路に
橋桁が交差するという現場です。
橋脚は高さ10mあり、すでに完成済み。
これからここに 4200が橋桁を掛けるわけです。
反対側からの風景。
摩天楼に向かって延びる道路です。
場所はヨーロッパという設定で車は右側通行です。
ビルは輝けシリンダと同じように
スクリプトと言うプログラムを書いて
合計800棟近くを自動的にニョキニョキ生やしました。
#ううっ、また脳汁が…。
さあ、先導車と共にビルの間を縫って
いよいよ4200がさっそうと登場です。
他の車と比べると改めてその巨大さが伝わって来ますね。
実機ではサポートクレーンなどと隊列を組んで
移動することもあるようです。さぞ壮観でしょうね〜。
ややっ、運転席には人影君が!
いつの間に免許を取ったんでしょうか?
手なんぞ振ってます。余裕です。
現場近くに到着。
路肩に敷かれた踏み板の上を通って道路の外へ出ます。
人影君のハンドリングの腕の見せどころです。
ギョギョギョッと音を立てながら
トラクタがゆっくりと踏み板を渡って行きます。
サスの上下動がポイントです。
私、こういうサスの動きが大好きなんです(笑。
続いて車輪地獄もギョギョギョッと。
いいですね〜。4軸16輪の本領発揮って感じです。
さあ現場に踏み入れました。
これから切り返しをして作業ポイントへの位置調整です。
おっと今度はいいかげんな形のヘルメットを
かぶった人影君が登場です。
組み立てにあたってどんどん数が増える予定です。
コピー機能による無限増殖の本領発揮って感じです。
車輪地獄のステアは通常トラクタ側から
自動コントロールされますが、
荷台に載った小型エンジンと制御装置で
コントロールすることも可能です。
人影君が制御装置をいじって位置決めの微調整中です。
おっと、水たまりもある雨上がりの土の上なんで
タイヤが汚れちゃいましたね。
仕事が終わったら洗車せねば。
さあ位置決めが完了しました。
いよいよ組み立て開始です。
おっとここで紙面がつきてしまいました。
#というか、力つきました(汗。
誠に残念ですが、本体の組み立ての模様は次回から。
待て次号!!
組むぜ2へ
雰囲気が出てるでしょうか?
ゴンゴン、ギョギョギョッと迫りくるところを
実際に見てみたいものですね。